Cooking Class at Santih~11月~

パニール作り中♪
パニール作り中♪

11月のお料理教室のメニューは・・・

*サグ・パニール(手作りチーズとほうれん草のカレー)

*緑豆ライス

*南瓜のカレー炒め

*スパイシーフルーツパンチ

*ジンジャーティー

 

パニールとは、牛乳とレモンの酸味で作るインドのチーズ。別名、カッテージチーズ。

アーユルヴェーダの食べ合わせでは、牛乳と酸味の組み合わせはタブーなもの。それは、パニールを作ってみるとよーく分かります。温めた牛乳にレモン汁をいれると・・・・あっという間にほらっ。凝固物と液体に分かれます。これは、牛乳のたんぱく質とレモンの酸味が結合してできているのです。こうやって作ったフレッシュなパニールは、滋養に優れた蛋白源になります。ですが、牛乳と酸味を一緒に摂ると、この反応が体の中で起こってまい、スロータスを詰まらせることになってしまうんですね。でも、新鮮なパニールは、大丈夫。優しくほのかに甘い香りのするパニールは、ベジタリアンには欠かせない重要なたんぱく源です。

チーズは、ヴァータ体質の人に適しています。パニールはどの体質にも合うのですが、多量に取ると、粘液分泌やうったいを増加させてピッタとカファと増やしますので、クミン、チリ、ブラックペッパー、生姜等と一緒に摂ると毒素を中和します。となると、サグ・パニールは、素晴らしい組み合わせの食べ物ですね☆

今月のメニューは、いつもに増してジンジャーをたくさん使いました。

生姜は、優れた殺菌効果と、血流を良くして体を温めてくれます。他にも、利尿作用、鎮痛作用、咳止めなどにも効果があります。

 

ジンジャーティー。実は私、これに凄~くはまってるんです。生姜のスッキリ感とレモンの酸味、ほんのり甘味をつけて、毎日5杯は飲んでます。そんなある日、生姜の威力を改めて実感しました。カファ体質の私の風邪は、いつも、喉の痛みから始まるものでした。熱を持って、唾さえも飲み込むと痛いの。それがですよ。今回の風邪は、喉の症状が出たにも関らず、痛みがなかったんです。こんなの初めて!“生姜とスパイスで風邪予防♪”って、お料理教室で言おうと思っていたのに、風邪引いてしまって“症状緩和ですよ♪”と、説得力半減になってしまったんだけど、私にとって、本当に症状緩和は、すごーく嬉しい限りでした☆